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タイトル :ラントツヴィンガー(Landzwinger)とはなにか : ドイツ刑事法史の一断面
著者 :若曽根, 健治
刊行年月日 :2011-3-15
収録雑誌名 :熊本法学
巻 :122
開始ページ :406
終了ページ :310
要約(Abstract) :ラントツヴィンガー(そして彼がおこなう行為としての「ライトツヴァング(Landzwang)」)は、北はリューベック、ブランデンブルクから、南はベルン、ルッツェルン、ティロール、ザルツブルクに至るドイツ語圏諸地域の諸文書に名をみせ、帝国関係の史料にもあらわれる。ほぼ14世紀以降に出現し近世に続いていく。ただし、ラントツヴィンガー(ラントツヴァング)がなんであるのかは諸文書には明晰には述べられていない。同時代人によってすでに前提となってしまっている。この点は、「ラントにとって有害な人間」の場合と同様の事情にある。このような事情を受け、本稿は、ラントツヴィンガーのありようを探るのを課題とする。そしてこれを通して、ラントツヴィンガーが出現した時台と社会を考えてみることにある。さらにこの問題は、非行、逸脱行為の観念史の点で現代にも繋がっているようにおもわれる。上記アウクスブルクの事例によれば、ラントツヴィンガーは「人びとから」-個々の人からでなく-財物を奪い取っている、との訴えが提起されていた。犯罪観念のひとつの新しいありようが示されているようにみえる。
収録種別 :紀要論文
ISSN :04528204
出版社(者) :熊本大学
URI :http://hdl.handle.net/2298/21446
出現コレクション:熊本法学
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熊本大学附属図書館電子情報担当