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タイトル :細胞傷害性T細胞からのHlV-1の逃避機序に閏する研究
著者 :滝口, 雅文
刊行年月日 :2008-4
要約(Abstract) :2つのHLA-B^*5101拘束性Polエピトープ特異的CTLが、非常に強いHIV-1増殖抑制能を示すことを明らかにし、これらのCTLが体内でHIV-1増殖抑制に関与している可能性を示唆した。そこで、3つの進行タイプ(LTNP,Slow Progressor,Progressor)で、これらのHIV-1特異的CTLとそのエピトープ部位に差が見られるかを検討した。その結果、 Pol283特異的CTLは、唯一LTNPのみで検出されることが明らかになった。このエピトープ部位のHIV-1の変異を調べたところ、LTNPは変異がないがCTLの認識が低下しない変異のみが見られた。一方、Slow Progressor, Progressorでは、CTLの認識が低下する変異のみ見られた。もう1つのPo1743特異的CTLは、ほとんどの患者で検出され、CTLの認識が障害される変異は見られなかった。以上のことからPol283エピトープ上に見られる逃避変異の出現により、これらのウイルスを排除できなくなり、病態が進行することが明らかになった。 一方、HLA-B5101を持った急性感染症の1名を解析したところ、特異的CTLの認識が低下するエピトープをもったウイルスに感染していることが明らかになった。このエピトープに対しては特異的CTLの誘導は見られず、このような逃避エピトープを蓄積した HIV-1が集団全体に増えることで、HIV-1感染者にとって特異的な免疫誘導はされず不利な状況になりつつあることが推測された。
収録種別 :研究報告書
出版社(者) :熊本大学
備考 :平成18~19年度科学研究費補助金(基盤研究(B))研究成果報告書 課題番号:18390141
発表論文リスト掲載有り
URI :http://hdl.handle.net/2298/9649
出現コレクション:科研費報告(エイズ研)
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